塚 理の想い②(2020年12月) 塚 理のひとり言②(2021年1月)

■塚 理のひとり事①(2021年1月)


sim;新しい政治への夢と希望のために∼

 政治家の不祥事がおきる度に多くいただく声があります。

  1. 「議員報酬以外に政務活動費があっていいね。たくさんあるのでしょう?」
  2. 「議員年金ってあるの?」
  3. 「議員って副業として片手間でできるからいいよね。」。

 この声は今まで私たち議員が皆さんに示してきた姿から出ている声であると考えています。では、度重なる議員の不祥事はなぜおきるのでしょうか。私はその背景に、議員になることを最終目標にされている方や議員を生業にする方が増えていることがあるように思えてなりません。皆さんにとって議員とは何を望まれる職務でしょうか。私にとって議員とは政策実現を一番早く達成するための「手段」です。

 いま、地方議会や地方議員はより大きく変わるべき時期にきていると考えています。議員定数や報酬などの問題だけでなく、地域要望や行政チェックをする従来の組織の位置付けから、政策提言専門組織になるための構造改革の必要性を日々感じています。

 私の考える新しい議会や議員モデルは身を切る改革から一歩前へとの考え方です。一つの案ですが、議員定数を大幅に削減し、議員は行政チェックや政策作成専門職にし、一方で各小学校区から有償の評議員を老若男女幅広く選出し、地域の要望や問題は評議会でお願いする。このモデルは現在の制度でも実現可能です。又、一般社会と同様に、ある一定の議員の期数を越えると報酬が減る報酬逆進性や一部の政党では導入されている議員定年制も考える時点にきているのではないでしょうか。これからも私は、皆さんが少しでも興味をもち、関わることができる未来の地方議会や地方議員の将来像を描くためにも頑張ってまいります。

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