塚理のひとり言⑦ (2020年12月) 塚の想い・ひとり言TOP

■塚理の想い②(2020年12月)


これからの塚の公約や挑戦はホームページや新聞にて今まで以上に発信してまいります。

∼約束の実現まであと一歩!∼総合病院誘致実現へ

 「今まで医療問題に取り組んできたことはわかるけど、どうして時間がかかったの?」「大学院での勉強や研究で茨木市にどんな成果がでているの?」等、議員通信Vol.14を読んでいただいた皆様から多くの問い合わせをいただきました。

 議員に就任した約15年前、初めは一人の戦いでした。本市医療に対する皆様の大きな不満。地域医療を何とか守りたいとの思いでサラリーマンを辞め、地域医療を守ることをマニフェストに大きく掲げ、議員になりました。しかし、待ち受けていたのは大きな壁でした。医療問題は国や大阪府の権限。「塚議員の思いはわかりますが、医療問題の取り組みをされたいなら、府議会議員か国会議員になられてはいかがですか?」との冷たい声も行政側からありました。

 医局から多くの医師が立ち去り、各地域の病院から医師の姿が消え、本市の民間病院においてもその状況が目に見える形になり、「医療体制を何とかしろ。」と声をあげる議員の数が増えました。心強くなったものの、議員や職員ともに専門家がいないため、思い込みからくる平行線の議論にて問題が全く解決しない状態が続いていました。この間、様々な細かな施策提案は議会でしていましたが、「茨木市の医療体制」という大きな木の枝葉の部分の手入れを10年近く行っていた状態でした。

 「医療体制を立て直せ」と職員に言うのは簡単ですが実現はしません。そんな中、私はどうすれば実現できるかに全力を注いできました。導き出したのは、「自身が勉強をし、最先端のスキルを身につけ、手法を提案する。それを職員と共有することで職員も納得した上であれば、市民の皆様にも説明ができる。」との考え方でした。

 取り組みから15年の歳月がかかり、「民間病院の誘致」という幹の部分がやっと動き出したのは4年前です。成功事例という羅針盤がない状況で手探りにての試行錯誤の取り組みでしたが、やっと皆様との約束の実現まであと一歩のところまで辿りつきました。

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