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■茨木市会議員 ─ 塚 理のごあいさつ ─
塚 理(つか さとる)
新年度が始まりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
近くの幼稚園、小学校、中学校の入学式に列席をさせていただきました。28歳で政治の世界に足を踏み入れた時の初心を思い出し、私も頑張ろうと再度決意しました。
さて、市議会では2009年度の予算について話し合う、3月議会が終了しました。今回の3月議会での内容には多くの市民の皆様からご意見、ご批判をいただきました。以前から財政が厳しくなっているところに金融危機のダブルパンチで茨木市も大変な状況になってきました。
私は2年前から茨木市は大変な状況であるとの発信を新聞やホームページにておこなってきました。その際には職員の方だけでなく、市民の皆様にも
「本当なの?」
との疑問をもたれていました。
(詳しくは
塚のひとり言
バックナンバーをご覧下さい。)
しかし、今回これがやっと目に見えてきたと考えています。
その中で、今回の予算について簡単に説明させていただきます。今年度の予算内容は昨年の9月頃から話し合いが始まり、大枠は12月頃にはできあがっています。また、この内容については現職議員については説明が大まかになされています。この状況をみると、なぜ、12月の際に先輩議員の皆様は何も言わなかったのかと首をかしげるところもあります。私はこの議案を3月議会の少し前に行政から提示されて驚きました。また何よりも、行政からの市民の皆様への説明責任がなされていない。
今回、広報いばらきに
「きちんと苦しい台所事情がわかる図表や見通しを載せてください。」
とお願いしました。この状況を市民の皆様と共有しない限り、納得がいただけないと考えています。今回感じたのが、行政の説明責任、情報公開がまだまだ遅いということです。行政改革を行うには、市民の皆様に納得いただけるようにまず、情報発信をおこなうことです。これが欠けていました。議会で予算を可決してもらえばそれで終わりという考え方は現在には時代遅れです。
また、議会が行政の代わりに市民に説明してくれるとの期待もあるようですが、2元代表制の仕組みの中でこの考え方は間違っています。行政は行政の説明責任。議会は議会の説明責任があるのです。このような状況からも私たちの変えていく力は代表質問においても
「手法と手段を間違ってはいけない。」
との話と急激な改革には市民の声を再度確かめる必要もあることを訴えました。
私の個人質問はマニフェストに沿った質問です。
(
議会質疑内容
をご覧ください。)
これから本年度の改革に対して様々な痛みも伴います。どうぞこの改革に対しましても、お声を聞かせてください。
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茨木市議会委員 塚 理(つか さとる)
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