塚理のひとり言② (2016年10月) 塚理のひとり言④ (2016年11月)

■塚 理のひとり事③(2016年10月)


これからの塚の公約や挑戦はホームページや新聞にて今まで以上に発信してまいります。

∼ 議会改革って?∼

 「議員って日頃何をしているの?議会は何をやっているかよくわからない。」「活動が見えない。」「議員定数や報酬が多すぎる。」「議会なんていらない。」今も皆さんからいただく声の一部です。7年前に茨木市議会では「議会改革をすべき!」との声が高まり、全議員にて議会改革への一歩が始まり、4年前に議会基本条例が制定されました。この4年間も開かれた議会を目指すために議会報告会や議員間討議という取り組みを議会全体でしてきました。

 一方で多くの市民の皆さんからいただくのは、身近な議員定数と報酬、政務活動費への問題です。これは私の個人的な考えですが、議員定数や議員報酬の大幅な削減で新しい議会の仕組みが創れるのではないかと考えています。身を切る改革を私は評価していますが、その先はどのような未来なのでしょうか。改革やリストラは人員や報酬削減だけでなく、再構築したモデルを打ち出さなければ完成しません。私の考える新しい議会モデルは身を切る改革から一歩前へとの考え方です。

 一つの案ですが、議員は行政チェックや政策作成専門職にし、一方で各小学校区から有償の評議員を老若男女幅広く32名選出し、地域の要望や問題は評議会でお願いする。このモデルも削減した予算で可能になります。又、一般社会と同様に、ある一定の議員の期数を越えると報酬が減る報酬逆進性や一部の政党では導入されている議員定年制も考える時点にきているのではないでしょうか。これからも私は、見せる議会から魅せる議会へ!皆さんに選挙の時だけ議会や政治に関わるのではなく、皆さんが少しでも興味がもてる議会、関わることができる議会を目指し活動します。
*以前に書かせていただきました、「議員報酬、議員定数問題」の内容についても併せて読んでいただければ幸いです。

 

∼ 政務活動費について ∼

 現在、全国で政務活動費の不正受給問題が次から次へと明るみになってきています。昨年の兵庫県議会議員の事件は何だったのでしょうか。富山市議会のある議員は、「老後が心配だったから・・・」とのコメント。老後が心配なのは当たり前に議員だけではありません。「飲み会が好きで、誘われると断れなくて・・・」とのコメントもありました。飲み会に参加してもらうために皆さんの大切な1票が投じられたのでしょうか。同じ地方議員として本当に恥ずかしくなりました。

私たち、茨木市議会議員は月4万円の政務活動費をいただいています。大阪府内では33市中24番目の額になっています。隣市の高槻市は月7万円、吹田市は月11万円、人口規模がほぼ同じ八尾市で月7万円の状態です。この額が高いのか妥当なのかは皆さんによっても考え方が異なると考えます。又、茨木市では政務活動費の使用用途について、私が議員になった11年前から細かい規則があり、市民の皆さんに理解が得られないものは認めないとの考え方で、毎年のように修正を重ねてきました。そしてチェック体制については、私たち議員が使用した政務活動費はまず議会事務局でチェックを受けます。その後、市民オンブズマンの方々や監査委員のチェックを受けています。

 使用規則では、市内駐車場の利用料金や携帯電話の使用料の半額、市政報告新聞作成費や郵送費等も認められる内容になっています。ただ、私の政務活動費の使用用途は、数年前から研修費(勉強会や研究会に参加する費用)に全額充てています。以前、政務活動費について詳しい大学の先生から、「政務調査費や政務活動費の元々の考え方は議会で質疑をする際や議員活動をする際に必要な調査研究をするために充てる費用としてつくられた。」とのお話しを聞き、その考えに従って使用をさせていただいています。このような経過から、他の議員の方々とは異なり、私の議員活動は研修費以外は全て報酬からださせていただいていますので、全世帯へ配布をさせていただいていた市政報告新聞の発行部数も従来に比べて少なくなっております。何卒、ご容赦、ご理解の程お願い致します。

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