塚 理のひとり言⑥(2020年12月) 塚 理の想い②(2020年10月)」

■塚 理のひとり事⑦(2020年12月)


安心して子どもを育てられる環境創り∼子育て政策にも奮闘中∼

 私は議会において、女性の社会進出及び、特に男性社会の強い現場の問題も取り上げてきました。そして、この4年の間には、子どもを育てながらの共働きの経験を議会で政策提案し、様々な施策に結びつけることができたと考えています。企業や現場だけに女性が働きやすい環境の改善を求めるだけではなく、その環境作りをサポートするのは行政の役割と考えています。

 今まで議会にて、多くの議員が保育所の待機児童問題を取り上げてきました。出産後の社会復帰への一歩として、保育所問題は大きな問題です。しかしながら、認可保育所、認可外保育所に関わらず、子どもが病気の際には、環境が一変してしまいます。

 病児・病後児保育を行っている園や病院は限られており、本市の場合は病児保育については2か所しか運営されておらず、近隣他市比較をすると、運営箇所が少ないだけでなく、預かり開始時間が他市に比べて1時間~2時間遅い状態でした。

 病児・病後児保育を行っている園や病院は限られており、本市の場合は病児保育については2か所しか運営されておらず、近隣他市比較をすると、運営箇所が少ないだけでなく、預かり開始時間が他市に比べて1時間~2時間遅い状態でした。

 多くのお父さん、お母さんにヒアリングをすると、本市の場合は病児保育で子どもを預ける場合は午前中の勤務を休まなければならないことがわかり、私も経験しました。すぐに代わりの人が見つからないような仕事や職種の場合は本当に大変なこともわかりました。

 そこで、病児保育運営の時間帯を近隣他市と同様な時間帯への移行、及びベビーシッターの利用に対する支援を提案した結果、ベビーシッター利用ができる訪問型病児・病後児保育利用料補助制度の構築及び、病児・病後児保育の利用時間帯の改善が実現されました。

 また、新型コロナウイルス感染症禍にての出産も経験し、コロナ禍にての出産と子育てへの妊産婦さんの不安を目の当たりにしたことからも、早期にオンラインによる妊産婦相談の導入を提案し、9月議会にて実現に至りました。

 これからも、様々な環境にて(家庭内、幼稚園、保育所、共働き、シングル等)子どもを育てられている視点も交えながら子育て政策にも取り組んでまいります。


 *現在は今まで議会でもなかなか取り上げられてこなかった認可外保育所問題について取り組んでいます。取り組み内容は改めてホームページに掲載させていただきます。

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