皆様へのお願い 塚理の想い  vol.2

■塚理の想い  vol.1

街頭演説のようす
 今まで皆さんに街頭や様々な場所で現在の茨木市のこと、政治、身近な生活のことなどお話をさせていただきました。
また、私はこの街に市政報告新聞を配り続けてきました。それは、もう一度皆さんと一緒にこの街のことを考えたかったからです。
例えば、この茨木市の税収入はこれから大変な時期に差し掛かっていることを皆さんご存知でしょうか?昨年、国から下りてきていた地方交付税がなくなる、不交付団体になり国の補助金が少なくなりました。
また、現在茨木市は多くの企業が撤退を行っています。この多くの企業から茨木市は1年間で約50億円近くの税収入をもらっていました。しかし、このような状況では、企業からの税収入も今後期待できない状況です。
ではこのような中で、今までと同じような市民サービスをやっていればどうなるのか?それは皆さんもご想像できますように、夕張市と同じようになってしまうのです。

そうならないためには私たちは何ができるのでしょうか?

 私はこれを皆さんと一緒に考えたいのです。
例えば、公園の掃除やちょっとした溝の補修。本当に行政しかできないのかよく考えてみると、私たちでもできることが結構多いのです。

 まず、私たちができる事は何なのか?
 本当に行政でなければできない事は何なのか?

考えてみましょう。
すると、そこで、今まで無駄に使われてきたお金が見えてきます。限られた財源を本当に行政にしかできない医療や福祉にあてていく。それこそが私たちの限られた税金が有効的に使われるということではないでしょうか。

そして、もう1つは、これはプロの議員がしなければいけない仕事です。
私は兼ねてから大阪府と茨木市の2重行政から発生している無駄使いを圧縮すべきであるとのことを言ってきました。
多くの皆さんは「地方分権の今時、まさか大阪府と茨木市が同じ事業を行っていることはない」と思われるかもしれません。しかし、これがまだ存在するのです。


私は、今まで私たち国民や市民はマスコミや様々な影響により大型開発の無駄使いだけに視線が集中していた気がしてなりません。
確かに、大型開発には多くのお金がかかっており、これを見直すと多くの借金が圧縮できます。
しかし、大型開発には多くの既得権益や色々な議員の考え方により一朝一夕に答えが出ないのが現状です。
一方、この中で今まで見過ごされてきたのは小さな無駄使いであり、これが積もり積もって大きな借金になってきたわけです。私は、すぐにでも答えが出せ、見過ごされてきた小さな無駄使いを少しでも圧縮したいのです。
 私は市議会議員の活動の中でもこの税金の問題については人一倍真剣に取り組んできました。なぜなら、私は多くの皆さんと同じサラリーマンだったからです。毎月給与明細を見る度に、「なんでこんなに税金とられないとあかんねやろう?この保険料は何に使われているの?」と不満と疑問を感じていました。
その思いが今もあり、絶対に血税は1円たりとも無駄に使いたくないという思いがあるのです。
また、皆さんに知ってもらいたいのが、サラリーマンの皆さんは365日のうち1月1日から5月12日まで税金のためだけに働かれているという事実。私はこれを知ってからさらに身が引き締まる思いがしました。
皆さん、この税金の問題は私たちの世代だけの問題ではないのです。今、何の罪もない私たちのかわいい子どもや皆さんのかわいいお孫さんに私たちは何の了解もなしに借金というツケだけを押し付けているのです。

 皆さんは、家を建てる際の住宅ローンをどのように組まれていますか?
おそらく多くの方々は自分の代でローンが終わり、子どもや孫には借金は残したくないと考えておられると思います。これは、何も家計だけではなく、政治の状況も同じなのです。現在20歳以下で政治の判断もできない子ども達に対して借金だけを押し付けていく政治。私はもう終わりにしたいのです。
皆さん、この茨木市を夕張市と同じような状態になってから、次の世代にバトンタッチをするような形はやめにしませんか?
私は、子ども達にツケを残さないようにこれからも、今まで同様にこの税金の問題に対してはこだわり続けたいと思います。
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茨木市議会委員 塚 理(つか さとる) Copyright (C) 2009 Tsuka-Satoru All rights reserved.